2018年2月15日木曜日

本格大河とスイーツ大河の特徴は?(※実質万丈将門の創作講座)

注意

※この記事は特定の大河や作品を贔屓したり、侮辱するような内容が含まれます。
※以下の作品が好きな人は観覧しないことをお勧めします。
・天地人
・江姫たちの戦国
・花燃ゆ
・西郷どん
・仮面ライダー大戦
・インフィニット・ストラトス
・アニメ版艦隊これくしょん
・機動戦士ガンダムSEEDDESTINY
・実写版ぬ~べ~
・実写版ジョジョの奇妙な冒険
・実写版デビルマン
・仮面ライダー響鬼(※30話以降)
・みなみけおかわり
・ぴんとこな
・小松江里子作品
などなど……





























本題


 最近、真田丸の再視聴や翔ぶが如くの視聴がキッカケで、大河ドラマや歴史への興味が戻ってきました。

 実は去年、天地人を「スイーツ大河」と呼んでしまい、トラブルを起こしてしまいましたが、間違ったことは言っておりません。言い方がきつかったと思います。
(その発言のせいで仮面ライダー555の草●雅人みたいな人間だと周りから言われましたが、本格大河好きは草●雅人みたいな性格な方でしょうか?
 ちなみに彼は卑劣な人間ですが、殺されていった仲間たちのために戦うという良い一面もあります。史実の戦国武将もそういった性格の人がほとんどでした)

 スイーツ大河の特徴も記事の後半で描いております。
 
 さて、武将JAPANというサイトにて良い大河と悪い大河の違いを紹介しておりました

 それのサイトの影響で、自分的にこっちも良い大河(本格大河、真大河)と悪い大河(スイーツ大河)の違いを考えたくなりました。

 これらは大河以外の作品、ドラマ以外のエンタメ作品にも通用すると考えております。

※文章を追加すればするほど、大河ドラマの話より……万丈将門の創作講座となっていきます。


本格大河の特徴

・主人公と敵対している人物を汚い悪役として貶めていない

 大河ドラマはほぼ実話を描いており、主人公も敵もほとんど実在の人物です。
 実在の人物を悪役に描くと、その人物への冒涜・侮辱に繋がります。

 ただし下記の場合は別ですけどね……。

・悪役であっても、それを哀しき人物や良きライバル、ラスボスらしく書く。

 例え悪役であっても、描かれ方が綺麗だった場合は支持されやすいです。
 地獄大使役といった仮面ライダーの悪役を演じてきた役者·沢りつおさんは悪役を演じるに当たって「悪さだけでなく、人間味を出すことを考えた」と語り、堀川りょうさんはドラゴンボールでベジータを演じるときは「演じる役が5話で退場すると考えたから、印象に残る悪役にしたい」という理由で「貴様」をアドリブで連呼したそうです。

 獣拳戦隊ゲキレンジャーは、放送当初は高い評価を得られたとは言えない作品でしたが、近年は再評価の傾向があります。
 再評価された点王道なストーリーと世界観もありますが、再評価された最大のポイント敵キャラを魅力的に描いたことです。
 敵の親玉である理央裏の主人公として描かれたキャラであり、幼少期に両親を殺されたことで強さを求め(これまでの敵のように「世界征服」や「支配」を考えておりません。ただ強さだけを求めていたのです)正義のために戦うゲキレンジャーとは対立しておりましたが、終盤にて両親の仇である真の敵・ロンが現れたことで利害の一致からゲキレンジャーと和解(理央はゲキブラック、理央の側近であるメレはゲキグリーンに任命されたほど、ゲキレンジャーの一員として認められました)し、彼らと共にロンとの最終決戦へ出向きました。
 自分の命を犠牲を引き換えにロンへ特攻することで彼を一矢報いりますが、ロンは不死身だったため復活し、その死は無駄死にとなってしまいます。

 理央の死は視聴者から惜しまれ、「哀しかった」とファンレターが送られたほどでした。
 
 大河ドラマでは、毛利元就の陶晴賢は「弱っていく主家を変えようとしたために謀反を起こしてしまった人物」として描かれました。
 晴賢は謀反を起こしましたけど、それを後悔しており、殿への忠義があったのに謀反を起こしてしまった後悔から葛藤しながら厳島の戦いに出向きます。
 そのような描かれ方がイメージアップに繋がったのか、以降の信長の野望シリーズでは以前の作品より義理が高く設定されるようになりました。

・敗者を称えたり、死者を弔ったりしている

 真田丸の家康は多くの敗者に敬意を示しました。
 武田勝頼には「武勇に優れた武将」と評したり、大坂の陣での豊臣家に対しては滅んでしまうことを惜しむようなことも言っておりました。

・側室の扱いが良い

 側室とは、跡継ぎを作るために用意されたものです。
 1人の女性で子供を作る数には限りがあるため、複数の女性が必要でした。

 昔の女性は30代での出産は、当時医療が発展していなかったこともあって高齢出産と言われていました。 
 男性の場合は子作りに限界はほとんどなく、毛利元就のように70代で子供を作ったケースがありますが、女性の場合は約35歳を過ぎる(個人差あり)と卵子や羊水が老朽化してしまい、最悪の場合は死産に至るケースもあります。
 この世に70代で出産した女性はこの世には存在せず、最高齢の出産は65歳です。
 
 鎌倉幕府の4代将軍・藤原頼経の正室・竹御所は33歳でようやく待望の男子を出産しましたが、この年齢での出産は無理があったため産まれた男子は死産し、本人も亡くなりました。
 これにより、源頼朝の血は途絶えるのでした。

 正室と側室にはいざこざが多いと言われることが多いのですが、仲が良かったり、正室から側室を娶るように薦められた例も存在します。

 真田信之は女歌人・小野お通と交流していたため、正室・稲姫から彼女を側室に娶るように勧められましたが、結局はお通を側室にはしませんでした。
(ただし後に信之の息子とお通の娘は夫婦となっております)

・「愛」「正義」といった綺麗事を言わない

井上「だいたい番組っていうのは答えを出しちゃいけないと思うんだよ。
 答えはいつも平凡だから。
 もっと言えば、平凡な答えしか受け入れられない世の中だから。
 でも、いまさら「友情は美しい」とか言わなきゃならないの?そんなんおはみんな一般論として持ってるわけじゃない?なんおに、わざわざテレビで言う必要ではないわけで」

白倉「平凡な答えで安心するっていうのは、もともとそういう答えを期待しているってことで、それはすでに見ている側の中で答えが出てるのよ。
 じゃあ見なくたっていいじゃない?ってとそういう話」

井上「わかりきったことぉ描いてもしょうがないって話なんだよ」

白倉「それは確認するだけにテレビ番組を見てるってことで、そういう番組は他にもあるので、そっちを観てもよろしい、と」

(井上敏樹・白倉伸一郎・『仮面ライダー555 ファンタスティックコレクション 555補完ファイル』より)

 綺麗事とは現実逃避のために言う、耳障りが良いだけの言葉です。
 綺麗事を連呼する人は「腹黒い」「偽善者」に見えてしまいます。

 クロスアンジュ天使と竜の輪舞というアニメがありますが、それに登場するキャラは魅力的でどれも大好きです。
 なぜ魅力的かって言われると、キャラが「綺麗事と程遠い汚い台詞」を連呼するため、腹黒く感じないのです。

 大河ドラマでは、風林火山の武田勢、真田丸の真田昌幸、おんな城主直虎の小野政次が魅力的だと言われている1つは、悪そうだけど綺麗事を一切言わないキャラだったためです。

 戦いの多かった源平・戦国・幕末では、綺麗事を連呼するだけでは生きてはいけない時代でした。
 どれもそれぞれの正義がぶつかっていた時代なのです。

・登場人物の価値観が当時の考えに近い

 例えば現代の16歳と戦国時代の16歳を比較しましょう。
 現代の16歳は「超受ける~!」とかよく言うノリの軽い人たちばかりであると同時に、結婚していない人がほとんどです。
 しかし戦国時代の16歳はとても凛々しい人たちが多かったと同時に、さらには結婚して家庭を持った人も少なくありませんでした。

 現代と戦国時代の考えは、こう違っていたのでした。

 武士の時代の人たちはオカルトが好きで、神様や霊、妖怪の存在を信じておりました。
 オカルト好きなあまり、くじ引きは「当たったものは神様が正しいと感じた物」だと感じており、室町幕府は一度くじ引きで将軍を選んだり、室町時代中期から江戸時代初期まで鉄火起請が行われていました。

 真田丸でも、当時の人物のオカルト好きが描かれました。
 武田家滅亡後はくじ引きで後に従属する大名を選択しようと考えたり、上記の鉄火起請が描かれたり、くじ引きの結果で真田信繫から幸村に改名したりと、それらはオカルト好きを反映したものなんです。

・キャスティングが知名度より実力や演技力重視(舞台役者や声優、特撮俳優を中心に起用する)

 演技力の高さも、作品を面白くします。

 真田丸では、舞台役者や特撮俳優といった演技力に優れた俳優が多数起用されましたが、それらの俳優たちの中で視聴者から注目を浴びた俳優がいました。
 小山田茂誠を演じた高木渉さんです。
 高木さんは声優で活躍をされておりますが、高木さんは下積みの頃から舞台を中心に俳優として活動されていました。

(ちなみに顔出しでドラマに出演されている声優さんは、高木さんのように舞台活動されている人も多いので、ドラマでの演技力も高い人も少なくありません)
 このドラマでの熱演が評価され、その後も声優の活動を続けながらも顔出しでドラマに出演することが多くなりました。

 来年放送される大河ドラマ「いだてん」では、その作品で脚本を務める予定である宮藤官九郎さんとはあまちゃんで共に仕事したという縁で、声優の水瀬いのりさん(あまちゃんでは成田りな役で出演されておりました)が出演されてほしいと考えております。

・大物を起用するときは、意味を考えて起用している

 大物を好き放題起用してはいけません。
 大物の演技力を考えてそれに似合う役や場の空気を考えて起用することを考えて起用しましょう。

 忍空戦隊ハリケンジャーにおいて、追加戦士であるシュリケンジャーの人間態(忍術を使って変装した姿)には過去の戦隊俳優(声優として活躍されている松風雅也さん(元メガブルー)や岸祐二さん(元レッドレーサー)、さらには大葉健ニさん(元デンジブルー・元バトルケニア)や最近亡くなられた故・能見達也さん(元シシレンジャー)もいました)が起用されましたが、あれは過去の戦隊が好きなファンを喜ばせるためではありません、ハリケンジャーのレギュラーに対して緊張感を与えるためらしいです。

 真田丸では、ルソン助左衛門の役には黄金の日日で同役を演じた九代目松本幸四郎さん(現·二代目松本白鴎さん)が起用されましたが、彼が起用されたのは三谷幸喜氏が同ドラマの大ファンでしたからです。

・髪型を時代や年齢、身分に合わせている

 真田丸の大坂の陣編では、真田幸村ら浪人たちは総髪、木村重成や大野兄弟ら譜代家臣は月代(髪のてっぺんを剃った、武士のスタンダードと言える髪型)と髪型で身分を表しています。

・登場人物の加齢を表現する時は白髪だけでなく、顔の皺といった老けメイクで表現する。

・脇役の書き方が深い

  脇役だって人間です。
 脇役が魅力的な作品はヒットすると言われております。。

 大河と関係のない話をしますけど、四半世紀以上前に「ずっとあなたが好きだった」というドラマがありましたが、冬彦さんというキャラがヒットに繋がったと言われております。
 当初冬彦さんは脇役程度のキャラでしたが、演じる佐野史郎氏のアドリブの多い演技や濃すぎるキャラクター性(狂気のマザコンやヤンデレ、そしてマゾヒストな変態っぷり)により、人気キャラとなっていきました。

 アニメでも、マミさんやほむほむが魅力的だったまどマギ、カミナ兄貴が魅力的だったグレンラガンがヒットしています。

 僕の好きな脚本家である、小林靖子女史は「魅力的なキャラが出る作品が好き」だと語り、彼女が関わった仮面ライダー龍騎では善玉・悪玉の仮面ライダー問わずどれも深く書いたため評価が高い作品となり、龍騎同様にメインライターを務めた仮面ライダー電王では主人公に味方する怪人・イマジンを濃いキャラにしたため大ヒットし、電王自体続編映画を作られるほどでした。

 真田丸では、準主役キャラと言える人物がいっぱいいたほど、どのキャラも魅力的でした。
(序盤では昌幸が主人公、中盤では三成や秀次が主人公だと言われたほどです)

 真田丸第7話では春日信達という人物が注目されました。春日信達は「無名な人物」「1話限りの人物」という注目されづらい要素がありましたが、その人物を深く描いたこと(父・高坂弾正との関係、武田への未練など)で注目される人物となりました。

 自分は春日信達のことを、「真田丸第7話における事実上の主人公」だと考えております。

・主人公補正が少ない

 主人公補正が多いと、主人公が鬱陶しくなると同時に脇役が魅力的じゃなくなります。

 主人公補正を入れるなら、主人公補正を受けている理由と主人公を成長させるべきです。

 自分も創作活動を行っておりますが、主人公補正には気を付けて描いております。

 真田丸の真田信繁はあまり出しゃばっておりませんでした。
(ただし小田原の陣では、黒田官兵衛の代わりに北条氏政を降伏の説得へ行きましたが、後に官兵衛の実績になったと語られていたので許しております。)
 史実の信繁大坂の陣ぐらいしか活躍しなかったと言われていたからです。
 
 その大坂の陣では多くの見せ場を作ってきましたが、そこでも出しゃばり過ぎておらず、同じくその戦いで活躍した後藤又兵衛や毛利勝永にも出番を与えております。

・重要な出来事でも主人公との関係はなかった出来事を書かない。またはその出来事に主人公を絡ませない

真田丸では、例え大きな事件でも信繁と関係のなかった出来事は書かないと決めておりました。
 重要な出来事として描かれることが多い本能寺の変や関ヶ原の戦いも、信繁とは関係のない出来事だったため、猛スピードで終わりました。

 一方で北条征伐の時に、「信繁が黒田官兵衛の代わりに北条氏政を説得しにいく」というシーンがありましたが、この件は後に九度山編にて「後からやってきた官兵衛の功績となった」と語られいたから許しております。

・ダークサイドを書く

 ダークサイドとは、主人公のダークサイド(味方キャラの冷酷な一面とか)や世の中のダークサイド(世間の闇)でも構いません

・主人公に信念がある

 信念を持った主人公はとても魅力的です。
 
 風林火山の山本勘助には「武田に天下を取らせる」、平清盛の清盛には「武士の世の中を作る」、真田丸の真田信繁には「真田の名を天下にとどろかせる」という信念を持っていました。

 大河以外でも、クロスアンジュのアンジュには「差別のない社会を作る」、競女!!!!!!!!の神無のぞみは「競女にトップになり、稼いだお金で家族を楽にさせる」という信念がありました。

・脚本家に歴史の知識や歴史への興味がある

 真田丸の三谷幸喜は歴史ファンで知られ、創作より史実を好んでおります。
 彼が真田丸以前に手掛けた映画「清須会議」では、史実を重視した要素がいっぱいあります。例えば秀吉が猿ではなく禿鼠と呼ばれたこと、本能寺の変における光秀の年齢が55歳ではなくもっと上だったこが反映されております。

 大河ドラマに関わって欲しい脚本家には、アニメや特撮などで活躍されている小林靖子女史がいます。
 小林さんは時代劇好きで知られ、彼女がメインライターを務めた特撮であるシンケンジャーでは「敵に外来語を使わせない」という時代劇らしいこだわりを持って作られ、2000年代の戦隊作品ではデカレンジャーと並ぶ名作となりました。

・映像が迫力があり、歴史を再現している

平清盛は「画面が汚い」と兵庫県知事には不評でしたが、歴史通からは「時代を再現している」と太鼓判でした。

・地図が分かりやすい

真田丸で使われたのは、信長の野望で知られるコーエーテクモゲームスが作った地図です。
 この地図は、複雑と言われた「天正壬午の乱」の動きも分かりやすく解説としたと言われたほどでした。

・過剰な演出に頼らない

・マイナスな見られ方をされている人物をプラスな方向に書く

 戦いで負けたり、家を滅ぼしたり、主君を裏切った人物は悪者や無能な人物として描かれることが多いです。
 しかし、これらの悪名は後世に付けられた者ばかりです。

 初期の大河ドラマはマイナスな扱いを受けている人を主人公とした大河ドラマが多かったです。
 
 最近の大河はクオリティで20世紀の大河と比較されがちですが、21世紀の本格大河はマイナスな見られ方をされている人物の扱いが昔に比べると良いと言われております。
真田丸ではマイナスに見られた多くの人物がいい人物として描かれました。(武田勝頼、北条氏政、豊臣秀次など)
 真田丸の翌年に放送されたおんな城主直虎も、無能と言われた今川氏真、裏切り者である小野政次、悪女と言われた築山殿らを良い人物として描かれておりました。

・歴史学者の言うことを聞く

・例え過激な内容でも、実際に行われた出来事や行事を書く

 昔は、今の時代では考えられないほどフィクションのように残酷かつエロい光景がありました。
風林火山では強姦、平清盛では衆道、真田丸では鉄火起請が描かれました。

・主人公と関わりのあった人物を必ず登場させること

・女性をか弱い存在ではなく、肝の据わった存在として描かれている

 戦国時代の女性は政略結婚に翻弄されるだけの存在だったのでしょうか?
  
 大河ドラマ「毛利元就」の原作となった「山霧」の作者である永井路子氏は「戦国時代の女性は時代に翻弄されるような弱い存在ではなかった」と語っております。
 
 戦国時代の女性には結婚で地盤を固めるという役目だけでなく、嫁ぎ相手の監視やその様子を実家に報告という仕事もこなし、それらの仕事だけでなく嫁ぎ先のことに尽くこともありました。

 昔は女性の生活が保障されていた所もあります。
 室町時代、再婚した女性は前夫が住む家を荒らす風習もありました。
 これは、前夫と後に結婚する新しい妻に対して自分の記憶を刻みつけるために行われたことです。
(ただし夫の物を壊したり、人を傷つけたりするものではなく、お互いの常識や良識を尊重する暗黒なルールがありました)

・主人公が「家を守るために産ませた」と家族から言われている

・史実を理解しながら、創作を入れている

 史実に忠実に書けばいいとは言いません。
当時の価値観」を再現したり、「当時の雰囲気」を壊さない程度なら、創作要素を入れてもおkです。

これは時代作品以外(特にクロスオーバー・二次創作・コラボ作品)でも言えます
 原作付きで成功した作品は「原作を忠実に再現したから成功した」と言われることが多いのですが、実は原作の雰囲気を壊さないように原作改変も行われているのです。

 ミスター味っ子という作品は料理を食べた後のリアクションが代名詞と言えますが、原作ではその要素が弱かったようです。
 しかしアニメ版ではその要素が強くなりました。
(アニメ版の監督は「原作クラッシャー」の異名を持つ今川泰宏であり、彼は原作を理解してから原作改変を行う監督であります。)
 例えば、口から光線を吐いたりドリフトしたり大坂城を破壊したりと。
 この要素は「料理漫画原作のアニメか?」って疑いたくなるほどですが、これは原作のファンを含む視聴者から好評であり、当初25話で終了だったのが100話以上の長寿シリーズとなりました。
 

 海賊戦隊ゴーカイジャーは過去作の戦隊が登場するという作品だということで話題になった作品ですが、製作の裏で壁にぶち当たったエピソードがありました。28話のジェットマン回です。
 ジェットマン回ではブラックコンドルこと結城鎧(彼は女好きで男嫌いでありながら、仲間思いの性格からジェットマン随一の人気キャラです)が登場しましたが、メインライターの荒川稔久さんは「結城鎧は最終回で死亡している」という理由で鎧の登場に反対しておりました。
(鎧の扱いにはスタッフの意見が二分したらしく、中には口喧嘩に発展することもありました)
 そこでどうしたっていうと、「鎧はジェットマンの元メンバーを守るために幽霊となって姿を現した」という感じで登場させました。
 その設定はとても成功し、「ジェットマン真の最終回」と呼べるほどの完成度となりました。

 二次創作では、カノンノさんというユーザーは「電撃文庫のラノベ+頭文字Dor首都高バトル」を書いておりますが、走り屋の世界観にふさわしくない設定は変更されたりしております。
 例えば、とあるシリーズを出すときはインデックスを登場させなかったり、ストライクブラッドを出すときは吸血鬼要素をオミットしたり、灼眼のシャナを出すときはシャナを普通の女の子として出したりと、現実的な世界観である頭文字Dや首都高バトルの世界観に合わせた設定にしておりました。

 カノンノさんの「電撃文庫+走り屋」をテーマにした二次創作小説のように、「涼宮ハルヒ+第二次世界大戦」をテーマにした二次創作小説も存在しますが、これらの小説も世界観に合わせるために雰囲気を壊さない程度にキャラの設定変更を行っています。

 コラボ作品における創作においては、創作界隈から自分は「自分とコラボした作品や自分の作品のスピンオフ作品を原作レイプ扱いするユーザー」と言われていますが、うちの作品を理解した上でコラボした作品やスピンオフ作品はおkと見なしております。
 うちの作品とは「精神覚醒走女のオオサキ」とそのスピンオフである「精神アースクェイク虎」がありますが、それらには「覚醒技」という特殊能力の設定があります。(詳しい情報はここで)
 それらとコラボしていただいたカノンノさんという方は、覚醒技の設定に「一部の走り屋は覚醒技超人になれない」「一度使うと使用できなくなる覚醒技が存在する」という設定を作っていただいておりますが、どの設定もうちの作品を理解していただいた上に作っていただいた設定だと考えており、覚醒技という設定がさらに整っている感じに見えてきました。

 他にもカノンノさんとのコラボで気に入っている点は以下の通りです。


・オオサキとのコラボでは、地方色を出している

 オオサキの舞台である群馬県はアニメの聖地だと言われています。
 頭文字D、まどか☆マギカ、日常などのアニメの舞台となりました。

 ちなみに、そのコラボでバトルした峠の名前はまどか☆マギカに登場した街の名前が由来らしいです。

・うちのキャラの苦戦させ方が納得のいく物になっている。


・趣向ではないのに、自分の好きなタイツネタをしてくれた

 カノンノさんは、タイツが好きな自分と違って脚はニーソ派な人であり、ニーソという理由で好きになったキャラがいるほどでした。

 趣向が違うため、カノンノさんとタイツネタは遠い存在だと考えておりました。
 
 しかし、ユウキvsオオサキの小説や2017年度セブンの日ではタイツネタを入れております。
 ニーソ好きなカノンノさんなのに……うちの好きなタイツネタを入れてくるとはありがたいです(涙)

 ちなみに小鳥遊くにや川畑マサミの衣装はカノンノさんをターゲットに、脇だしニーソという衣装にしてみました。
 うちの趣向を理解してくれる人がいると、人の趣向を理解したくなります。

 
 ここからは大河ドラマにおける創作の話となります。

 葵徳川三代風林火山真田丸は「21世紀の大河では最も史実に忠実な大河」と呼ばれていますが、実は創作要素も結構ありました。
 しかしどれも史実を理解した上で創作要素を入れているんです。

 葵徳川三代では、解説役の徳川光圀が江戸時代の人物なのに現代用語を使って解説している場面(サッカーとか)がありますが、これは現代人に分かりやすくするために言わせているのです。
(このドラマは光國以外の人物は当時の喋り方にしているため、分かりづらいと考えたのでしょう)

 真田丸の第二次上田合戦において、徳川秀忠の参謀を務めたのは本多正信になっていますが、史実では榊原康政が務めておりました。
 しかし真田丸事態は予算を節約している大河であるため、榊原康政を出すと人件費が掛かり、終盤で信繁が活躍する大坂の陣のクオリティが低下してしまうため、あえて登場させなかったようです。

 真田丸の女性には「わよ」「かしら」「のよ」といった女性言葉が使われました。
 この言葉は明治以降に使われたと言われた言葉であり、戦国時代に使われることは不自然に感じますが、これは当時の女性がどんな喋り方をしているか分からなかったためです。

 大河ドラマ以外の時代作品では、水戸黄門や暴れん坊将軍はどちらも実在した人物を主人公としつつも、その人物を理解した上で内容はほぼオリジナルストーリーとなっています。
 例えば、水戸黄門の主人公である徳川光圀幕府からターゲットにされた大名を守るために全国を旅しています史実の光國は生涯において関東の外には出たことが無かったそうです。
 他にも、戦国自衛隊という作品がありますが、「戦国武将は近代兵器の対策はこんな風に考えたかもしれない」という気持ちで作ったから優れた作品になりました。
(ただしリメイク版ではそれができず、「戦国武将をなめている」と言われるような作品となっております。
 
 史実を題材にした作品において以下のような気持ちで出すべきだと考えております。
・「史実通りに書きたいけど、盛り上がりに欠ける部分がある。史実を守りつつも、設定を加えたら面白くなった」
・「史実通りに書きたいけど、⚪⚪と⚪⚪は登場させたい。だから関係性を変えて出した」
・「史実通りに書きたいけど、現代人に分かりやすくしたい。だから現代用語を交えて分かりやすくした」
・「歴史上の人物が全国を旅する作品を書きたいけど、」

 
 創作活動で、二次創作やコラボ作品でオリジナル要素を入れたいときは以下の気持ちになってください。
·原作を忠実に書きたいけど、味のない部分がある。原作の雰囲気を壊さないようにその部分に色々加えた。結果、とても面白くなった。
·原点の雰囲気を壊さずに⚪⚪を出したいけど、原典では△△となっていて出すのが難しそう。そこで××として出した。結果、受け入れてくれた
·原作の雰囲気を壊したくないけど、⚪⚪の設定が難しい。そこで分かりやすくするために原作の雰囲気を守りつつも⚪⚪に設定を加えた。結果、良くなった。

 逆に史実を壊すような創作は「史実に忠実ではない」と言われ、原作の雰囲気を壊すような原作改変は「原作レイプ」と言われるのです。

・架空のキャラも魅力的

 源義経の忠実な家来・武蔵坊弁慶、真田幸村(信繁)の忍び・猿飛佐助……。
 実は彼ら、架空の人物だと言われております。

 弁慶は義経記、佐助は真田十勇士を初出とする人物です。

・結婚を「子孫を残すために行う物」と捉えている

・「戦は嫌」の言い方が綺麗

どれぐらい綺麗になるかっていうと、嫌な理由を書けばいいです。

・扱いが良い状態で死亡させている

 信繁「義を捨てて欲望のままに生きたら、人はどうなるのでしょうか?」

 景勝「織田信長の惨めな最期を思い出してみろ。死に方は生き様を写す鏡だ」

 人の命という物は有限です。
 大河ドラマは大抵は史実通りなので、どの人物も死んでいきます。

 しかし、死なせるときはなるべく良く扱った後に死なせた方がいいです。

・良い意味でチャレンジ精神・ハングリー精神がある

 良い作品ほど、スタッフやキャストのハングリー精神があります。

 歴史上において、歴史上で敗北したことや創作などでマイナスイメージが強い人物を演じる役者は「その人物のマイナスなイメージを覆したい」という気持ちが強いです。

 風林火山で今川義元を演じた谷原章介さんは役を演じるにあたって、自信の演じる役が「信長に桶狭間の戦いで倒された」という理由であまり良くないイメージがあることから
一般には公家かぶれで軟弱というイメージが浸透していて、桶狭間で油断して討ち取られたという『結果』ばかりが強調されて語られる傾向があると語っており、そんなマイナスイメージを覆そうと考えて義元を演じ切りました。
 結果、谷原さんの義元は、視聴者から「ヒールだが、イケメンであると同時に有能でカッコいい義元」と評される人物となりました。

 それから10年後、おんな城主直虎で同じく今川義元を演じた春風亭昇太さんは静岡県出身の歴史好きであり、自身の演じる役が地元の武将だったことから谷原さん同様に義元のマイナスイメージを覆したいと考えながら演じ切りました。

 昇太さんの義元は前評判は高い物ではありませんでしたが、いざ放映されると、井伊家を苦しめる姿は「ラスボス過ぎる」「怖い」と評判になるほどの役となりました。

 役者だけでなく、スタッフもハングリー精神もあれば良い作品が出来上がります。

 真田丸の屋敷陽太郎プロデューサーは「大河で世界を目指す」という意気込みを見せておりました。

・オマージュや参考にしている作品がある

 学びという言葉の由来は「真似び」がなまった物だと言われています。

 真田丸には多くの大河ドラマのオマージュがありました。
 例えば話題になった「黙れ小童!」というセリフは、風と雲と虹とのオマージュらしいです。
(脚本の三谷幸喜さんは、この大河の大ファンであり、中学時代にこの大河の人物を物真似するほどハマっていたらしいです)

 真田丸のオマージュの中には、スイーツ大河である江姫たちの戦国のオマージュもありました。
 同作品のファンガイアの王新納慎也さん演じる豊臣秀次はいい人だと話題になりましたが、それは江姫たちの戦国における北村有起哉さんが演じた豊臣秀次のオマージュだったのです!
(江姫たちの戦国は駄作と言われていますが、秀次のキャラは評価されていました。
 筆者も、叔父との狭間で葛藤することが多かったほど人間臭い秀次でした)

 真田丸のオマージュしている作品はそれだけではありません。
「ゲーム・オブ・スローンズ」という架空戦記を題材にした海外ドラマを参考にしていると語っております。


·キャラや人物に思い入れがある。

 真田丸は、真田信之が玉縄にて領主の本多正信から領地経営を学ぶというラストシーンで幕を閉じましたが、このシーンは三谷幸喜さんが本多正信演じる近藤正臣さんの演技が面白いと感じて作ったシーンだからです。
 近藤さんへの思い入れを感じました。

スイーツ大河の特徴

・主人公や主人公の理解者を未来人や神様っぽく書いている

・男性陣を「王子様」及び「草食系」に描いている。

 草食系という意味は諸説ありますが、僕的には「人に傷を付けることはことは嫌いだが、自分に傷を付けることも嫌い」という人と考えております。
 
 スイーツ大河に男子は皆草食系男子です。
 天地人の直江兼続は戦国武将らしからぬ草食系男子として描かれ、とても泣き虫で戦嫌いな人物でした。
 江の姫たちの戦国の徳川秀忠も、兄たちが時代に翻弄された影響で気弱な草食系男子として描かれておりました
 西郷どんの西郷隆盛も、心は乙女な男子として描かれております。

・さらにはヒーリング能力を手に入れている


 上記のギャップ萌えに繋がるでしょうけど……危険です。
 キャラを成長させたらこの要素は許せますが、唐突にこの要素を入れているとしらけます。
 
 自分は「(心の)ヒーリング能力を持った男性キャラ(特に主人公)」が嫌いです。
 そのヒーリング能力を持ってハーレムを作る男性キャラは結構(悪い意味で)ズルいですし、女性キャラが弱く見えますし、下記の主人公補正にも繋がりますからね。
 逆に「(心の)ヒーリング能力を持った女性キャラ」は好きで、落ち込む男性キャラを女性キャラがヒーリングする展開は好きであり、その女性キャラが魅力的に感じてきます。

・ヒロインの料理が武器。

・当時の価値観と異なる思想を取り入れている。

・殺陣要素より恋愛要素やホームドラマ要素が多い。

「偉人だって恋愛していたはず」「その要素を上手く取り入れられることができたら、偉人が身近に感じられるかもしれない」と考えながら恋愛要素を入れたら、その時代劇を見たいと思いますか?

 自分は思いません、なぜなら平安末期から江戸時代までは自由な恋愛はできなかったようです。(他にも百合以外の恋愛作品には興味がないからです)

・恋愛要素が中途半端

・ダークサイドを書いていない

  直江兼続には、こんなエピソードがあります。
 
 彼の家臣が罪のない領民を殺してしまいました。
 その事件は家臣が全て悪い出来事なんですが、「人を生き返らせて欲しい」と抗議されたという理由で兼続はその領民の遺族を殺害してしまいます。

 その遺体の手には、閻魔大王への手紙を持たせました。

 愛とは程遠いエピソードですが、このエピソードは直江兼続ファンなら直江兼続の代名詞と言えるエピソードです。
 しかし、天地人ではこのエピソードは直江兼続が悪人に見えてしまうと考えたのか、オミットされてしまいました。

・ストーリーに伏線を入れず、ご都合主義が多い。または伏線の回収が1話の中で回収するほど速すぎる。

 伏線を入れず、ご都合主義がある。
 つまらない作品の代名詞と言える物です。

 伏線はちゃんと回収すればいいのですが、丸々1話で回収するほど早すぎると、初心者には優しいもののストーリーに深みが無くなります。

・主人公やその仲間を「正義」「いい人」と美化し、その代わりに敵対する人物を悪役として貶める

 実在の人物を汚い悪役として描くと冒涜に繋がります。
 クロスオーバー作品·二次創作作品でも、原典では善玉だったキャラを悪役として描くと作品への冒涜に繋がります。
 実在の人物や原点のキャラもすでにファンがいるものです。

 例えば仮面ライダー大戦という映画において、この映画に登場する藤岡弘、さん演じる初代ライダーこと本郷猛はファンから老害呼ばわりされております。
 この映画の主役である鎧武ら平成ライダーに対して「ひよっこはライダーと認めん」「お前たちの生ぬるい優しさが気にくわない」と敵視しております。
 そんな本郷を見たら、昭和ライダーファンは悲しむでしょう。

 天地人の徳川家康は冒涜と言えるほど酷い悪役っぷりでした。
 金欲望のために天下を取るという、ラスボスには遠いラスボスキャラでした。

・主人公補正が入っている(例:他の人物の功績を主人公の功績として書く)

 主人公補正とは、以下のことを指します。
・攻撃が当たらない
・どんな危険な状況でも負けたり死なない
・努力なしでパワーアップ
・何もしていないのに、モテモテ
味方の活躍を奪う
・悩まない、葛藤しない
・登場人物が「どんなことでも主人公がいれば、解決する」と考えるようになる

 自分は主人公補正という物が好きではありません。
 自分がラノベ原作のアニメや男主人公のアニメほとんど見ないのはこの主人公補正が原因です。

 機動戦士ガンダムSEEDDESTINY(通称:種死)という作品は、事実上の主人公・キラ・ヤマトの主人公補正っぷりはファンから物議を醸しており本作品は国産アニメ史上最も賛否両論のある作品となっております。
 主人公補正の例としては、大気圏に突入しても死ななかったり、不利な状況でも必ず有利な状況に変えてしまう点友人との殴り合いの喧嘩で簡単に勝ったと同時にの恋人を平気で奪った点ですね。


 過去にうちの小説のスピンオフを書かせたことがあります。
 しかし今考えると主人公補正全開の作風引いております
 彼の描いた主人公補正以下の通りです。

・主人公は何の努力もせずに「相手の能力を無効とする」という最強クラスの能力を持っている

・4人の美少女ドライバーをたやすくハーレムに迎える

・最強クラスの走り屋とすぐ仲良くなる

・努力せずに最強クラスの走り屋と互角と戦える腕を持つ。

・最強の走り屋の心の弱さをヒーリングする

 その人は上述の種死が好きな方でした。
 その種死に影響を受けたのでしょうか?
 そのスピンオフの主人公はうちの作品を雰囲気をぶち壊しにしてくれましたからね……!

 いつかスピンオフを書かせるときは以下の要素がある人に書かせたいと思います。
・主人公補正を入れない人
・うちの作品の雰囲気を壊さない人
・種死の影響をあまり受けていない人

 天地人直江兼続……じゃなくてかねたんの主人公補正っぷりは、「大河版種死」と揶揄されました。

・未熟な10代でありながら、天下人・信長と政治力で互角に勝負する

 まだ10代の少年が大物に対して偉そうに出来るのでしょうか?
 しかも、これがキッカケで三成を惚れさせてしまったようです。

 ちなみに兼続が歴史の表舞台に出るのは御舘の乱あたりです。

・包囲された魚津城に入場し、「開城しろ」と説得しに行く

 包囲された城に入るとは危険でしょ?
 よく死にませんでしたね……!

・家康の力を抑えるために五大老五奉行を創設

 諸説ありますが、本来は秀次事件後の混乱を防ぐために設立されました。

・大坂の陣では千姫を救出

 本来は坂崎出羽守直盛(宇喜多直家の甥)の功績です。
 厳密には救出したのではなく、豊臣方が脱出させた千姫を秀忠の陣まで連れて行った感じですね。

 他者の実績を奪う以外にも、兼続は時の権力者を含む大名と対等な立場として描かれました。
(史実の直江兼続は小早川隆景・堀直政と共に「天下の三陪臣」と呼ばれていましたけど、陪臣がこんなに目立ってどうするんでしょうか?)

 ちなみに天地人の小松江里子と種死の故・両澤千晶には共通点があり、元々はごく普通の主婦だったが、夫の誘いで脚本家となった」「主人公補正全開の作風」です。

 ただし理由のある主人公補正は許せます。
 ボウケンジャーにおけるズバーン初登場回において、レッド以外が搭乗するロボットは巨大な敵に苦戦しておりましたが、数々の困難を乗り越えて黄金の剣を手にいれたレッドそれを振りかざして巨大な敵を一刀両断しました。
 これは「困難を乗り越えている」「新装備を使用していた」という理由で許しています。
 

・脇役の書き方が浅い

 スイーツ大河は、主人公以外のキャラを描きません。
 脇役を主人公を引きたてるだけの捨て駒にします。

 主人公補正の項目にて紹介したガンダムSEEDDESTINYこと種死もキャラを捨て駒にしました。
 捨て駒にされたのは、表向きの主人公であるシン・アスカです。
 シンは種死の前半では主人公らしかったと聞いておりますが、後半になると主人公にもかかわらず言動・雰囲気が悪役化かませ犬化といった酷い扱いを受けてしまい、最終的に彼は最終決戦で敗北して物語を終えてしまいました。

倉田て〇を「おのれ両澤千晶! ゆ"る”さ”ん”!」
草〇雅人「これも全て、両澤千晶って奴の仕業なんだ」木〇勇治「なんだって、それは本当かい⁉」
鳴〇「おのれ両澤千晶いいいいいいいいいいいいいいい!」
ガ〇ル「こんなに痛いのは……両澤のせいだ~!」
葛〇紘汰「両澤千晶絶対に許さねぇ!」

シンの扱いが酷かったのは、シンの声を担当していた鈴村健一氏が脚本を担当した両澤千晶とのトラブルを起こしたこと(鈴村氏がストーリーの酷さを指摘すると、両澤氏の激しい怒りを買った)が原因だと言われています。
 放送終了した数年後も関係は修復しておらず、鈴村氏は坂本真綾氏との結婚式には彼女を招待せず両澤氏が亡くなるその葬式にも出席しませんでした


 種死の影響を受けたのか他人に書かせたうちの小説のスピンオフキャラを捨て駒にしておりました。
 前半はヒロインたちのキャラを掘り下げているエピソードが書かれていましたが、後半に入ると主人公を引き立てるだけの捨て駒になり、敗北シーンや誘拐されるシーンばっかり目立ちました。
 
 捨て駒にされたのそのキャラだけではありません、うちのキャラも被害者です。
 うちの作品における最強キャラである斎藤智も捨て駒にされました。
 終盤にてFD乗りのヤクザに苦戦し主人公に助けられるというような感じでした。
 
 最強キャラまで捨て駒にされるとは……どんだけスピンオフの主人公を引き立てたいんですか?
 どんだけスピンオフの主人公のことが好きなんですか?(そのキャラがスピンオフの作者にしか見えませんでした)
 カノンノさんのように、うちのキャラのことを考えてくださいよ。


 前に「ラノベ原作アニメを見ない理由」を言いましたが、他にも「ヒロインの扱いが酷い」「ヒロインが主人公を引き立てるだけの捨てゴマにすぎない」という理由もあります。
 インフィニット·ストラトスというアニメに「ヒロインのシャルロット·デュノアが可愛い」という理由で興味を持ったことがありますが、肝心の中身はっていうと「(シャルロット含む)ヒロインが主人公を引き立てるだけの存在であり、主人公以外は活躍しない」というのがダメでした。
(ただしラノベ原作でも、ヒロインの扱いが良い」「主人公が女の子」なら視聴します。
例えば「冴えない彼女の育て方」「モーレツ宇宙海賊」「ソードアートオンライン2期·2クール目」など)

 スイーツ大河において、主人公を引き立てるために脇役キャラは無能化・存在感ゼロにさせられます。
 西郷どん西郷・斉彬・篤姫以外のキャラが目立っていません。
 西郷と共に江戸へ留学した、大山と有村役者はいいのですが名前のあるだけのモブキャラにしか見えなくなりました……。

・キャスティングが人気や知名度、美男美女重視(アイドルやモデルなど)

 若い世代にアピールしようと、旬の役者やアイドルを起用してしまい、演技力を二の次にしてしまいます。

 時代劇が衰退した理由の一つに「アイドル俳優を起用し、その俳優は当時の作法を身につける気がない」というのがあります。

 これらの役者を起用することは、そんな事態を発生させてしまいます……。
 起用された役者が悪いのではなく、起用する側が悪いですけどね……。


・軽い気持ちで大御所を起用する。

 大物を起用するなら、それに相応しい質の作品を作りましょう。
 それじゃないと、彼らに失礼です。

 かつて天地人の小松江里子が担当していた映画「利休にたずねよ」は、公開前にあの世へ旅立った故・10代目市川團十郎氏の遺作となりました。 
 しかしこの映画は数々の反日描写茶の起源は朝鮮起源と描いたり、日本人が高麗の女性を拉致して奴隷にする描写とか)や質の低い脚本から爆死を遂げると同時に評判は低いものとなりました。
 この遺作が駄作になってしまったことは、團十郎さんは嫌な気分であの世へ旅立ったと思います。

 大御所の演技力を知らずに起用することは、下記の「ミーハー」にも当たります。

・俳優に頼る脚本にする。

 その俳優が登場するシーンを増やしてしまうと、重要事件が駆け出し気味になってしまいます。

 最近の国産実写作品って、話題性や若い人へアピールからキャストに頼りきりです。
 
 しかしキャストに頼る割には、視聴率や評判が悪いと「○○がダメか?」という役者叩きの記事を書きます。
 役者を視聴率や売上を上げる道具にされてしまうとは……役者が可愛そうになります。

 西郷どんでは島津斉彬役・渡辺謙に頼り切りです。
 さらには自分の実力より謙さんの実力に頼るために、謙さんにアドリブを強要したそうです。
 大御所俳優にアドリブを沢山頼むってことは、大御所に対して失礼だと思います。

・登場人物の加齢を白髪の数のみで表現している

 登場人物の年齢を顔に皺メイクを施さずに白髪だけで表現してしまうと、まるで中学生のコスプレみたいな外見になり、感情移入しづらいものになります。

・「愛」や「義」といった説教臭い綺麗事を言っている。

 これらを言えば、時代を生き残れるのでしょうか?
 これらを連呼する人は「宗教団体の教祖」にしか見えません

・主人公に「戦の無い世の中を作る」以外の信念がない

・史実では主人公と関係がなかった出来事を書き、またはその出来事に主人公を絡ませる

 例えば、江姫たちの戦国では幼い江が伊賀越えしたり、清須会議を盗み聞きするシーンがありました。
(真剣な会議での盗み聞きは許されません。
 真田家家臣・河原綱家は犬伏での真田親子の会議を盗み聞きしてしまい、それに怒った昌幸から下駄を口に当てられ、前歯を折ってしまいました)

・脚本家が歴史の知識や歴史に興味がない

 江姫たちの戦国を描いた田渕久美子氏は「私は歴史に興味がない、けどそれが強み」と言いましたけど、そのドラマは史実を理解しない内容だったために大ブーイングを受けてしまいました。

 知識がないなら、いだてんを書く予定のクドカンみたいに色々取材や勉強をしましょう。

・実際に行われた出来事や行事を「残酷だから」という理由で書かない

・マイナスな印象のある人物をテンプレ通りに描いている

 偉人たちのマイナスな評価のほとんどは、裏切り者や敗者という汚名が原因で後世で付けられた物です。

・歴史学者の言うことを無視する

 歴史学者の小和田哲男さんは天地人にて小松江里子の脚本を色々指摘したり、江姫たちの戦国では小谷城落城を書く時スタッフに「小谷城を燃やさないで」と注意しました。
 しかし、これらは無視されています。

・主人公と関わりのあった人物を登場させていない

 天地人では前田慶次を初めとする上杉家の浪人衆が登場しておりませんでした。
 前田慶次は直江兼続とは熱い友情で結ばれた武将であり、漫画「花の慶次」では慶次と兼続の友情が描かれております。
 前田慶次を登場させていないとは……口を大きく開けたくなります。

 ちなみに、真田丸にて直江兼続役を熱演した村上新悟氏はその漫画で兼続を知ったと語っております。

 西郷どんでは、藤田東湖が登場しておりませんでした。
 彼は、橋本左内と共に西郷の思想に影響を与えた人物です。
 彼が西郷どんに登場したのは……紀行ぐらいしかありませんorz

(しかも紀行では登場しなかった安政地震における彼の死に触れられていたので、「紀行死」と呼ばれていました)

・女性をか弱い存在として描き、フェミニズム要素が強い

 セリフでの例:「女の弱さは女にしかわからない」「女を泣かせるのか?」「女相手でも油断してはいけない」など

 大河ドラマではありませんが、女信長というドラマでは、女性として描かれた信長(演:天海祐希さん)が「男が世を支配するから争いが生まれる、女だけの世界を作ってやろう」と言う場面が存在します。
 男は争いを生む生き物だと考えているんですか?

(男性でも争いを嫌う人は多いというのは、当たり前なんですよ。真田丸でも「本当は戦が好きではない」と本音を語る戦国武将はいっぱいいましたし、史実でも不死身の鬼美濃と恐れらた武将・馬場美濃守信春も「戦は好きではない」と言った逸話もあります)

 この信長、どんだけフェミニストなんですか?

 橋田壽賀子脚本の時代劇・旦那さま大事(主人公は千代と山内一豊、演じたのはおんな太閤記でも夫婦役だった佐久間良子さん西田敏行さん)では、「女は子供を産む道具ではない」というセリフがありました。
 女性が子供を産まなければ、人類が滅亡することは理解できていないんでしょうか、橋田先生?

・主人公が「生まれてきただけで幸せな存在」と言われるほど、周りから持ち上げられている。

これも主人公補正にも当てはまります。


・史実を理解せずに創作を入れている

 2回も言いますが「原作レイプ」という言葉は、原作の雰囲気を壊すような創作を行うと言われます。
 原作改変が悪いとは言いません。
 何が悪いって言うと……原作となった作品の気持ちを考えていないからです。

 実写版デビルマンは「原作付き作品の実写作品において最も駄作」「デビルマン基準を作った」「ネタでも楽しめない」と言われるほどの駄作です。
 なぜ駄作になってしまったのかっていうと……監督が原作を理解していないからです。
 監督は「当時少年ジャンプで読んでいた」と語っていましたが、デビルマンが連載されていたのは少年マガジンであり、連載されていた雑誌を間違えるほど原作を理解していないのです。

 実写版ぬ~べ~でも、そんな感じで実写化させております。
 原作では小学校が舞台なのですが、実写版では高校が舞台となっております。
 なぜ舞台を変えたっていうと「ぬ~べ~のキャラの行動力は子供より大人に近い。その行動力を再現するのはそのまま実写にすることはできない。なので高校を舞台に変えた」と語っておりますが、そんなことしたら、ぬ~べ~らしさが無くなるんじゃあないですか!
(作者はぬ~べ~はどっちかっていうと好きです。
 子供の頃、夏休みに再放送されていた奴をよく見ておりました。最近いずなの可愛さに目覚めて興味が湧きました。
 またぬ~べ~にはホラー漫画でありながらお色気要素も多く、その要素も「エロ本が買えない子供の性欲の発散にもなる」と言われるほど人気が高いです)
 キャスティングに至っても、キャラの気持ちが分からないキャスティングで、「今話題の役者やアイドルたちを起用すれば受け入れられるでしょう」って感じでキャスティングしたと思います。
 巨乳キャラでお色気要因な律子先生の役には桐谷美玲が起用されましたが、桐谷氏は律子先生と違って細身な体型の女性です。
 さらに、和風キャラであるゆきめの役には韓国人女優が起用されました。ゆきめの雰囲気と合っていない(衣装も和服からチマ・チョゴリ風に変えられました。変えられた理由に「韓国人女優が和服を着たくない」と語っておりましたが、それはデマらしいです)だけでなく、演技も片言でした。

 記憶に新しいのが実写版ジョジョの奇妙な冒険です。
 その映画も原作の内容を理解せずに実写化させております。
(そもそも三池崇史を監督としている時点で……)
 例えば、原作では宮城県仙台市(作者・荒木飛呂彦先生の地元でもあります)が舞台なんですが、映画では「こっちのほうがジョジョらしい」という理由でスペインで撮影しておりました。
(何言っているッ!
 宮城はジョジョラーたちにとって聖地だぞッ!)

 二次創作においては、主人公補正の項目でも言っておりましたが、かつて別の人に書かせたうちの作品のスピンオフは上の実写化作品のような気持ちで作ったような感じがしたため、原作レイプと言ってしまう作品になったと考えております。
 以下の通りです。

・沢山の一般人がスーパーカーに乗っている。

 貧乏人はスーパーカーに乗るな的な話になりますが、スーパーカーはなぜ価値があるって言うと「性能が高い」「価格が高い」からではありません、「希少だから」です。
 スーパーカーメーカーはわざと販売台数を減らす作戦を取ることがありますが、これはスーパーカーの価値を守るためです。
 心理学の話をします。人間には希少な物ほど価値を感じることが多く、スーパーカーを少なく作っているのはこれだからです。
 その作品には、世界限定5台とされているランボルギーニ・ヴェネーノを数台ぐらい出しておりました。
 うちの作品が「16歳から免許取れる」「車検が緩くなった」という設定だからという理由で上記のこれらが許されると思いますか……!(怒))

「群馬はアニメの聖地」という理由で痛車を沢山登場させたカノンノさんの小説のほうがマシに見えます。

・暴力団員がFD3S型マツダRX-7に乗っている

 暴力団は黒塗りの高級に乗ることが多いです。
 これは高級車に乗ることで、自分の力をアピールできるからです。
 だが、近年の暴力団はプリウスといった燃費のいいハイブリッドカーアルファードといったミニバンに乗ることが多いらしく、これは暴力団の取り締まりが年々厳しくなっていくために資金調達が難しくなっていることや、黒塗りの高級車に乗っている時点で暴力団とバレるために、目立ちにくい車に乗れば暴力団と扱われにくいことからです。
 そんな暴力団に、ヤクザとは無縁のFD3S型RX-7を愛車にさせるとは唖然しました……。
 暴力団はフェラーリやポルシェといったスポーツカーに乗ることがありますが、それらは高級ブランドだから乗ることがあるのです。RX-7は高級車ではありません。
高くない」「サイズが大きくない」「燃費が良くない」「目立ちやすい」といった要素を持ったFD3S型RX-7に暴力団を乗せるのは、暴力団のことを理解していないと思います……。
(ちなみに自分がもし作品に暴力団を出すなら……その前に伊丹十三の映画任侠映画を見てから出すつもりだと決めております)

・そのFDには「1800馬力の4ローターで、アテーサET-Sを換装している」という設定だった

 上述で紹介したFDをこんなにハイスペックにしたのは「オオサキの世界はなんでも許される」と感じたかららしいです。(作品を舐めております)

 ある方から、「4ローターでもそのような馬力を出すのは、トリプルターボ及びクアッドターボ化が必要」だと教えられました。

 こんなスペックは峠走れないでしょ(汗)

・能力は強力だが、使用したら死亡する「禁断技」という能力を設定した

 うちの作品には「死者を出してはいけない」というルールがあります。
 これは、クルマに興味を持ってくれる人にクルマの楽しさを教えることです。
 しかし、そのルールを破ってそんな設定を作るとは気分が悪くなりました……


 うちの作品を理解していなかったのか、上記の要素を取り入れて作品の雰囲気をぶち壊してきました。
(雰囲気を壊さないように、作品を理解しながら二次創作するカノンノさんと大違いですね………)

 それは史実を題材にした時代劇でも同じです。

 戦国BASARAというゲームがありますが、登場する武将は実際の戦国武将と乖離した設定になっております。
 以下の通りです。
・伊達政宗がバイリンガルな暴走族(バイリンガルという設定は「慶長使節団派遣」が元ネタであり、派遣した場所はスペインですが、スペイン語だと分かりらいためか英語にされておりました)
・本多忠勝がロボット(この設定は「忠勝が全ての合戦において、傷を付けなかった」という伝説が由来となっております)
・智将だった片倉小十郎が、猛将らしいキャラとなっている(戦国無双のとあるキャラの猿真似です)
・柴田勝家がイメージと乖離するような美男子として描かれ、信長を裏切ろうとしたことがあった(信長と敵対したのは裏切ろうしたのではなく、弟の信行(信勝)を支持したからです)

 また設定の一部は戦国無双の猿真似(真田幸村が武田信玄の家臣となっている、一部武将が戦国無双の登場武将に似ている)も入っておりました。


「史実の雰囲気を壊さないようであれば、創作はおk」と言っていましたが、スイーツ大河は史実の雰囲気を壊すような創作を入れているから史実に忠実ではない」と言われるのです。

 天地人では、以下の頭がおかしくなる創作要素を沢山入れておりました。

・魚津城の戦いの時、直江兼続が包囲された城に入り込み、その城にいる武将たちに明け渡しを説得するも、失敗する

 敵に包囲された城にどうやって入れるんですか?
 それをやろうとするなら、入る前に殺されますよ?

・幸村の妹(後に姉に変更)が信長に対してスパイ行為を行う

 あの年齢で大物に対するスパイ行為がおかしいという理由で設定変更となりました。

・史実では上杉景虎に殉じた北条家臣・遠山康光が、天地人では景虎を見限って後に徳川家康の腹心となる

 遠山康光は景虎の後を追って死んだ忠臣です。
 自分の命より殿への忠義を大事にした武将は英雄同然の扱いを受けます。
 
 しかし、その設定は康光の忠義を否定するものでした。
・石田三成が関ヶ原の戦いの際、小早川秀秋の陣に訪れている

 これも危険な行為です。
 小早川秀秋は戦う前から寝返る準備をしていましたし、小早川の兵士は三成を襲うつもりでいたんですよ?

・大坂の陣の時、真田幸村と連係プレーで千姫を救出

 などなど。
 戦国の雰囲気を重視した創作を行った風林火山や真田丸とかの本格大河と違い、好き放題の創作をやっていますね……。

 西郷どんでも以下の通り

・岩山糸に「女の辛さは女にしか分からない」と言われた小吉(少年時代の西郷隆盛)が、その気持ちを理解するために女装する。

 ジェンダー臭い描写の一つです。
 薩摩藩は男尊女卑が激しかった藩であり、明治以降女性に対する差別が多くなったのは薩摩が天下を取ったからだと言われています。
 
 女性差別の激しい薩摩隼人に女装させるとは、薩摩隼人のこつを考えてなかでごわす!

・ロシアンルーレットで藩主決め

・相撲大会で斉彬と対決。勝利すると、唐突に牢屋に入れられる。

・牢屋に入れられた西郷が、史実では出会うことが無かったジョン万次郎と面会し、身も心も西洋人となった彼から「LOVE」を教えられる

 うわースイーツ臭い!

 中でも「ロシアンルーレットで藩主を決める」というのは、ギャグ要素として書いたほうが優秀です。

 天地人や西郷どんといったスイーツ大河における創作は、評価の高い他の創作時代劇と違って歴史ファンからブーイングを買っているのは、スタッフが歴史への理解やリスペクトがないからです。

 原作作品の映像化や二次創作、史実を題材にした時代劇は以下の気持ちで書いてはいけません。

・この作品を映像化したいけど、原作再現は面倒くさいしなんかピンとこない。好き放題やっちゃえ

・この作品を映像化したいけど、原作通りに作ったら分からない設定がある。原作を壊してもいいから、設定を加えちゃえ

・この作品(人物の伝記)を映像化したいけど、この作品(人物の伝記)はつまらないからつまらない要素を消しちゃえ

・原作(人物)のイメージ(マイナスイメージは除く)を壊すつもりで、このキャラのイメージを覆したい

・原作(題材にしている人)の人気を利用して、金儲け・人気獲得を狙いたい

・原作(歴史)のアンチでも楽しめる作品にしたいから、アンチが嫌う要素を消した

・この偉人が「生誕○○周年」だからそのドラマを書きたいけど、歴史に興味ないから適当に書いちゃえ

 そんな気持ちで行うから、「原作レイプ」「史実と違う」と言われるのです。

・魅力を感じないオリジナルキャラを出している

 上の続き的な事を言います。
 原作付きの映像作品にオリジナルキャラを出すことは賛否両論あります。
 原作の雰囲気を壊さないようなキャラならファンは受け入れてくれますが、原作の雰囲気を壊すキャラを出すとファンから反発を買います。

 アニメ版みなみけの第2期に当たるみなみけおかわりには冬木真澄というキャラが登場しましたが、このキャラはみなみけの視聴者から反発を買ったキャラです。
 彼は「根暗で人に呪いを掛けたがる」というみなみけの世界に相応しくないキャラです。
 その性格が原因で、彼に騙された南家の長女・春香は普段は優しいのにヒステリックで怖いお姉さんになってしてしまいます。
 キャラの性格を破壊するほどの暗いキャラクターは、「みなみけの黒歴史」と言われています。
 
 厳密には原作のない作品ですが、仮面ライダー響鬼という特撮は30話以降からスタッフ入れ替えを行う路線変更をしましたが、新しいスタッフはヒビキや安達明日夢と並ぶ第3の主人公として桐矢京介を投入しました。
 この京介というキャラは、前のスタッフが積み上げてくれた響鬼の雰囲気をぶち壊すキャラでした。
 響鬼の世界の人たち皆いい人であると同時に仲が良いのですが、その作品の人たちと違って彼は人の悪いところを見つけると文句を言います。
 明日夢に対して「君ってつまらない人間だよね」、城南高校の部活を「レベルが酷すぎ」と言いまくります。

 この癖の強いキャラクター性仮面ライダー史上最も物議を醸したキャラであり、響鬼の前半ファンを中心に賛否両論となりました。

 オリジナルキャラの話は大河ドラマも同じことが言えます。

 天地人には、直江兼続の初体験の相手真田幸村の”であるくノ一・初音が登場しました。
 彼女は、幼くして主人公補正武将・兼続に過剰接近したため、視聴者から「ストーカー」いらない」と言われることが多かったです。
 また、幼くして直江兼続と関係を持つこと織田信長に絡むのが無理があるのか、話の途中で真田幸村の””に変更してしまうという、素人がやりそうな設定変更を行ってしまいました。

 この初音というキャラは「大河史上無理のあるオリジナルキャラ」と言われております。

・結婚を「好きな人と結ばれるために行う物」と捉えている
・理由もなく、「戦は嫌」と言わせている

 戦国時代と言えば、仮面ライダー龍騎のキャッチコピーのごとく「戦わなければ生き残れない!」的な時代でした。

 江姫たちの戦国の江は戦を行いたい武将に対して「どうして戦をするのですか?」「戦は嫌でございます!」と文句を言いまくりました。

 戦国時代の人って、姫様でも戦いに乗り気だった人は少なくありません。
(津軽為信の妻・大浦戌という女性は、父親が南部家に忠義を誓った人でしたけど、夫が南部に反旗を翻した時は主家を裏切った夫を責めることは一切無く、夫の兵士に対してご飯を与えるほど夫の謀反に協力的な姿勢を見せておりました)

・言動や行動に一貫性がない。

 お市の方は、柴田勝家と共に自ら自害を選んだ女性です。
 それなのに、江姫たちの戦国では「女の戦は生きること」と言う女性として描かれておりました。

 天地人の兼続の方も、「もう泣かない」と言いながらも何度も泣いているシーンがありました。

・当時の移動手段のことを考えていない

 当たり前のことを言いますけど、昔は新幹線や高速道路がない時代であり、今より移動に時間が掛かることが多かったです。

 駄作となったわろてんかでは、大阪から滋賀まで超高速といえる時間で往復するシーンもありました。

 天地人の直江兼続は、春日山城から魚津城への移動に2週間に掛けたらしいですが、当時の移動手段のことを考えるとこの距離は最速で2ヶ月ぐらい移動が掛かると言われております。

 江姫たちの戦国でも、瞬間移動で東から西へ移動する場面が問題になりました。

 真田丸でも佐助が2日間で上田と京都を往復する場面がありましたけど、佐助が忍者という設定を活かした創作なので許せます。

・扱いがひどい状態で退場させている

 アニメ版艦隊これくしょん如月まどマギのマミさん同様に3話で退場したキャラです。
 マミさんが退場させられたのは視聴者にまどマギの世界観を知らせるためですが、如月は3話で初登場したのに意味もなく退場させられました。

 しかも、如月はマミさんと違って放送前から知名度のあるキャラであり、放送前から多くのファンがいます。
(如月ファンはそれがショックだったでしょう)

 かつて存在したうちの作品のスピンオフ小説では、白いR32型スカイラインGT-R乗りの女性が終盤で死ぬような感じでした。
 しかし、彼女は大した活躍はありませんでした。
 初バトル時はかませ犬になると同時に主人公に活躍を奪われてしまい、最後の戦いではFD乗りの暴力団との闘いで禁断技という能力の代償で死ぬという出番らしい出番がないままに活躍を終えるという、扱いの酷いヒロインでした。
 
 大した活躍を与えてほしかったです……。
(そもそもうちの作品ではキャラに「死」を描くのはNGなので……)

 大河ドラマでは、西郷どんの調所広郷は3話で退場しましたが、どっちかっていうと如月に近い退場です。
 調所は如月と違って2話から登場しましたが、登場後は主君・斉興と共に薩摩の民を苦しめる悪者として描かれ、3話では周りに罵られながら退場しました。

 史実の調所広郷はお由羅騒動において、斉興の罪を自分が背負うために死んだ、言わば忠臣です。
 彼は井伊直虎の家臣に例えるなら……直虎を守るためにヘイト役となった小野政次、伊達家の家臣に例えるなら……樅ノ木は残ったにて改易寸前の伊達家を守るために悪となった原田甲斐です。
 こんな忠臣が悪者にされるなんて……忠臣の「忠」の字が出ません。
 

・スタッフがブランドにしがみつくミーハーである

 伝統のある作品ほど、ミーハーなファンがどんどん増えていきます。
 有名人に対してもそうですし、「有名人と付き合いたいから芸能界に入った」というミーハーな芸能人も出てきます。

 脚本家の香村純子さんは「スーパー戦隊を描くために脚本家になった」、俳優の桐山漣さんは「仮面ライダーに変身するために俳優になった」とそれぞれ語っており、彼らは「伝統のあるヒーロー番組である、スーパー戦隊や仮面ライダーに関わりたいだけのミーハー」でしょうか?

 香村純子さんは幼少期からスーパー戦隊に親しみ、特にライブマンとタイムレンジャーが好きだったと語っております。
 香村さんがサブライターを務めた海賊戦隊ゴーカイジャーにおいて、香村さんはそれらの戦隊が登場する回の脚本も担当されておりましたが、それらの戦隊に思い入れのあるため完成度の高い回となりました。(特にタイムレンジャー回では、劇場版ゴセイジャーvsシンケンジャーの矛盾を解消したと言われています)

 桐山漣さんは将来の夢を「仮面ライダーになる」であり、特にBLACKが好きでした。
 桐山さんはカブト以降の仮面ライダーのオーディションを毎年受けていましたがどれも落ちてしまい、仮面ライダーWで受かったときは嬉しくなるあまり号泣したほどです。
 仮面ライダーWは2人で変身するライダーですが、Wの単独変身バージョンであるジョーカーには桐山さんの意見が反映されています。

 2人はミーハーではなく、それらの作品が好きだったから関わりたいと感じていたのです。

 しかし、スイーツ大河のスタッフは「大河ドラマという伝統のある時代劇に関わりたい」と考えるだけのミーハーです。
 歴史に興味ないけど、大河は好きだという人は大河に関わることは危険です。
 女将さんになりたくないけど、お相撲さんの嫁になりたいというミーハーな女性みたいな考えは持ってはいけません。

 西郷どんの林真理子は「西郷ブームを起こしたい」と語っていましたが、「歴史に興味のない私でも西郷の惚れた」と語るミーハーです。
 西郷どんという大河ドラマは、「西郷に興味のない人たちが、明治維新150周年記念に製作しているドラマ」であり、ミーハー大河と呼ぶべきです。

・視聴者をナメている


 世の中には「スタッフからもの凄い期待されたけど、失敗した作品」が存在します。
 以下の作品です。

ぴんとこな

 イケメンを中心に起用したため、当初はキャストの演技力を重視し過ぎて俳優に華やかさがなかった半沢直樹より遥に期待されておりましたが、視聴率に苦戦しました。

HEAT

 当初は映画化が決まっていたらしいですが、視聴率が取れなかったためそれが中止となりました。

 これらに共通する物、それは「視聴者をナメた結果」だからです。

 世の中には「ダサピンク現象」という言葉が存在します。
 ダサピンク現象とは「人気を狙い過ぎた結果、残念な出来になってしまった」という言葉です。
 名前の由来となったのは、「女性はピンクが好きな人が多いから、女性受けを狙うにはピンクを使ったほうがいい」という安易な考えからです。(戦隊でも、番外戦士である1人を除いてピンクが全員女性ですからね)

 作品作りでは「女性は恋愛好きだから、恋愛入れた方がいい」という安易な考えを持っている人がいます。

 そんな安易な考えで作られたのがスイーツ大河です。
 花燃ゆ……いや糞漏ゆは、女性受けを狙おうと以下の要素を取り入れました
・学園ドラマ(幕末版花より〇子を連想させたのは自分だけではありません)
・ホームドラマ
・乙女ゲーム
・少女漫画
・女の戦い
・現代劇要素
・イケメン人気俳優
・宣伝にゆるキャラ

 しかし、視聴率を1行しか取れなかったと同時にこれらの要素は女性にも不評でした。
「戦国BASARA」と「刀剣乱舞」のほうが女性受けすると言われています。

・スタッフたちの方針がチグハグ

猿真似をしている

 多作品の真似をしたいなら敬意を払う必要があります。

 かつて他のユーザーに書かせていたうちのオオサキのスピンオフ作品も、レーシングラグーンの猿真似をたやすく行っておりました。

 DUSTWAYの問題のある3人のメンバー戦なんですが、これは第1章におけるボス・石川兄弟が乗るインテグラ戦の猿真似でした。(クルマに誘拐されたヒロインを助ける・問題のメンバーと同じチーム(DUSTWAY)に所属している走り屋(葛西サクラ、キャラ崩壊しておりました)が主人公より速いスピードで問題の走り屋を追いかけ、悪いことを行った制裁を与える(しかもキャラ崩壊しておりました)・ヒロイン救出後は「ありがとうは魔法の言葉なんだな」って言う)
 ラストシーンも、レーシングラグーンの終盤の猿真似でした(崩れ始めたビルから脱出・先行するクルマは主人公より高いテクニックを使って脱出)
 
 自分の作品がレーシングラグーンの影響で作ったと聞いたのか、彼もレーシングラグーンの影響を受けたかったらしいですが、ちょっと敬意を持って作るべきでしたよ。

 朝ドラも過去の名作の猿真似を行うと、駄作が生まれます。

 2015年春に放送された「まれ」はあまちゃんの猿真似作品でした。
 以下はまれがあまちゃんを猿真似している点です。
・共にコメディタッチな現代劇(あまちゃんは2008年から2012年までを描いたのだが、まれの場合は1994年から2015年までを描いた)の作品である。
・主人公は東京生まれだが、地方へ移住すると喋り方が地方訛りになるほどその地の住民になり、地方で夢(あまちゃんの場合は国民的アイドル、まれの場合はパティシエ(※女性の場合はパティシエールと呼ばれるが、本作品で一度は使われることは無かった))が出来ると東京(まれの場合は横浜)へ移住する。
・東京(横浜)で夢を叶えた後は、移住先へ戻って来て、その地で再び夢を叶えていく(あまちゃんはローカルアイドル、まれの場合は店を持つ)
・父親はダメおやじであり(あまちゃんの場合は性格が暗い、まれの場合は夢を見すぎ)、そのダメダメさが主人公までダメにした(あまちゃんの場合は父と似て性格が暗くなったらしいが、まれの場合は父とは対照的に夢嫌いとなった)
・移住後は父親と一時別れる(あまちゃんの場合は離婚、まれの場合は脱走)
・地元の人たちは店で集まって、仲良く話を始める。
・最初は地元のために働く(あまちゃんの場合は海女、まれの場合は公務員)が、夢が出来る(あまちゃんの場合はアイドル、まれの場合は)とそれに向かっていく
・移住先で出来た女友達は東京に対して憧れを持っている
・おばあちゃん(まれの場合は移住先で世話をしてくれている老夫婦の妻)は、若い頃は地元のアイドル的存在だった(まれの場合は、美人過ぎて彼女に惚れる男同士の恋のバトルが起きたほど)
・おばあちゃんが厳しいけど、いい人
・おじいちゃん(まれの場合は移住先で世話をしてくれている老夫婦の男性)が(変人
・移住先で出会った男友達(あまちゃんの場合は先輩)と恋仲となる(まれの場合は最終的に結婚へ至る)
・友達と、好きになった男の取り合いに発展したことがある。
・東京(横浜)では魅力的な男性が主人公と大きく関わる
・一度は女友達と険悪な関係になる(あまちゃんの場合は不良化、まれの場合は主人公のケーキを酷評しまくる)が、後に改善
・最終回で両親が和解する(あまちゃんは再婚、まれは父親の消息が見つかる)

 前に放送された朝ドラ「わろてんか」も猿真似作品です。
 例えば主人公のモデルとなった吉本せい史実では大阪出身ですが、あさが来たの影響を受けたのかドラマでは京都出身となっております。
 主人公の憧れの人物である伊能栞は小林一三がモデルだと言われていますが、実際にはあさが来たの五代友厚やおんな城主直虎の小野政次(役者繋がりで)のコピペキャラです。(そのためか、小林一三がモデルと言われると違和感を感じました)

 天地人の小松江里子も猿真似が好きな脚本家です。

 例えば、民放で関わった「toHeart~恋して死にたい~」というドラマがありましたが、これは当時ブームだった同名の恋愛ゲーム「ToHeart」の名前をそのままパクったと言われています。

 (アニメ好きのアナウンサーはそのゲームが実写化したと勘違いしました)

 小松が前に関わった「どんど晴れ」も猿真似行為が目立ち、特に酷いと言われれているのは、終盤において石原良純さん演じるファンドマネージャー・秋山譲二が旅館を買収するために現れましたが、これはハゲタカの猿真似だと言われました。
 しかも、最終的には主人公に安っぽい説教されて改心するという小物っぷりを見せていました。

 天地人にも猿真似要素が目立っています。
 かねたんの母親が「紅葉のごとくなれ」と叱責するシーンがありましたが、これは某教養番組が紹介した落ち葉の仕組みをそのままパクったものだと言われています。

 小松江里子以外の大河も、猿真似を行って失敗しました。

 江姫たちの戦国は篤姫の猿真似を行った作品です。
 スタッフは篤姫と同じで、時代は違いますが主人公は「将軍の妻」という共通点を持った女性です。

 花燃ゆじゃなくて……糞漏ゆも、篤姫だけでなく龍馬伝まで猿真似をした作品と言われています。
 さらにさらには猿真似はそれだけではありません、井上真央さんがかつて主演していた「花より男子」(F4(Fはフラワーの略)ならぬ長州ファイブがあったりと)や各乙女ゲームの猿真似を行いました。
 

スイーツ大河とは?

  大河ドラマは、朝ドラこと連続テレビ小説と並ぶNHKの看板コンテンツであり、他のドラマと比べるとクオリティや視聴率はハードルの高い作品を求められ、民放のドラマが10%に届かなくなった現在においても、大河ドラマの視聴率が10%台前半に突入すると「視聴率低迷」と報道されることが多いです。

 ところが21世紀に入ると質の低下が目立ちます。
 現代人にも分かりやすく、女性にも視聴しやすいように、現代的な考え主人公の極端な美化(他者の実績を主人公の実績にすり替えたり、歴史的重要事件に主人公を絡ませる)とかで内容が史実と乖離してしまい、さらには殺陣要素を減らす代わりに恋愛要素やホームドラマ要素を増やしてしまい、「大河特有の骨太さを感じない」「民放みたいに薄っぺらい」「もはや女性向け」と歴史ファンや大河ファンから非難を買っております。

 これらの要素は2008年の大河ドラマ「篤姫」のヒットでさらに強くなり、「天地人」「江姫たちの戦国」「花燃ゆ」といった歴史好きや大河ファンから評判の良くない作品を生み出してしまいました。
(ただし篤姫以降の大河であっても、「平清盛」「真田丸」「おんな城主直虎」といった本格大河もあります)

 上記の要素の強い大河ドラマのことを「スイーツ大河」と呼びます。
 骨太要素の無さや内容の薄っぺらさをスイーツの甘さや、女性向けになり過ぎている所を女性たちが好むことが多いスイーツに例えています。

 スイーツ大河と呼ばれている大河は以下の通りです。
・北条時宗
・利家とまつ
・功名が辻
・篤姫(スイーツ大河の元凶と言われることが多い)
・天地人
・江姫たちの戦国
・八重の桜(後半)
・花燃ゆ
・西郷どん

現時点で自分が見た西郷どん

 今年は西郷どんが放送されています。

 良い所は時代考証が良い、映像が綺麗なんです。
 しかし、問題点は以下の通りです。
(上述でも語っていますが……)

・フェミ寄りな内容(「女の辛さにしか分からない」、政略結婚の否定など)
・「子供は国の宝です!」といった綺麗事を連呼
・斉興の扱いが酷い(黒字にした政策を悪政と言われるとは)

 まだ1クール目ですが、スイーツ寄りな内容になってきました……。

さらには……

・西郷と篤姫の愛が江戸城無血開城へと導いた

という物をぶち込む予定らしいです……(泣)

 良い所は言いましたが、これ以上内容には期待できません

0 件のコメント:

コメントを投稿